綿菓子日記20160422
綿菓子日記
夜更かしがつらい。心臓が疲弊しているのがわかる。しかし、働きながら俳句をやるとなると睡眠を削るしかない。まさか本当に健康ってやつがありがたいなんて、思いもしなかった。
胸のあたりの違和感に命削ってるって実感がある。命を削るとか、かけるとかはもっと特別なことだと思っていたが、簡単に取れる最悪の手段だ。
ツイッターでは子供に教えたい俳句の話が出てて、面白く読んだ。音やリズムの楽しいものの反応が良いようだ。自分なら
ふはふはのふくろふの子のふかれをり 小澤實
いのししのこども三匹いつもいつしよ
切株はじいんじいんと ひびくなり 富澤赤黄男
などか、やはり調べに優れ、絵本的ストーリーの予感に満ちたものを自分も選ぶ。
さて、せっかく座れた通勤電車なので、寝る。
綿菓子日記130921
私は起床した。
土曜出勤だった。
通常、朝は6時におきて、6時40分ごろの電車に乗って出勤する。
それで8時15分くらいに駅につく。
時計は7時50分だった。
駅まで徒歩10分かかる、やばい。
いや、徒歩何分とか関係なく、起きた時点で既にやばい。
通常なら、とりあえず、上司に電話をかけて、いや、ええいもう、
仮病で有給でもとっちゃう?むしろ、二度寝?潔く土曜らしく七曜の終わりに相応しく。
どちらにせよ、電話だ。
ところが、土曜は特急が朝から結構な本数走ってる。
特急のタイミングに合えば一時間ほどで、一縷、間に合うかどうかというところである。
3分で支度をすませ、原付にまたがるまでで4分、7分、駅駐輪場に付き
全力失踪。ここからが遠い。
大人しく有給を申請しておけば、少しの失地で済んだものを、ばかげている。
もともと今日は有給で休んでいる人も多いのだ。
わざわざ遅刻の愚を犯さなくてもよいのだ。
そういえばメロスは友のために死ぬために走ったのだったか。
全然いいと思えない。全然いいと思えない。全然いいと思えないけど走るしかない。
日ごろの運動不足もあって、足がもつれる、が、階段を駆け越える。
7:59 特急 新宿行き
見えた。ドアが、閉まる、前に乗った。
携帯で時刻表検索。橋本駅発07:59
神田着08:54
僅かな可能性にかけたかいがあった。
人のまばらな座席に大きく腰掛け、私は上気しつつひどく安堵した。
綿菓子日記130920
とりとめもなく
大きい買い物をする時、ある程度悩んでからは展開が早い現象。
今までやめてきたものについて
バスケ、バスケは中学の時か。
友達に誘われてバスケ部に入ったけど、ノリについていけなかった。元々卓球部に入りたかった人間にバスケ部は無理だろ。
卓球、小学生の時に始めて、途中バスケで中断して大学まで一応、続けたのか。高校の頃、どんどんうまくなるダブルスパートナーとの差を埋められなくなり、やめた。
同じ大学に進んでいれば辞めなかったかもしれないが、そうはならなかった。
大学では一転、法律をきちんと学ぼうと思った。
法律もある程度までは学んだのだけど、結局それを活かした仕事に付くことはなかった
猛暑の中の内定で、いままで学んだものは忘れることにした。
70社以上に落ちて、よく分からない営業の仕事についた
やっと掴んだ仕事は一年半ほどでやめた。
売れなくて売れなくて
地元を捨てて東京に出た。
半年ほど無職だった。
経験も技術も何もなくて、無職に耐えられなくて、
いわゆる「底辺」と呼ばれる仕事に就いた。
居心地のよい環境で、3年があっという間に過ぎた。
その間、結婚もしたし、再起をかけて公務員試験に挑戦したりもした。
試験には結局2度失敗した。3度目のリスクと転職を秤にかけ、転職を選んだ
結局何一つ続けられないのか。
今の仕事が上手くいっているとは言いがたい。
3年以上に及ぶ思考停止生活のせいか、あるいは元来の融通の利かなさか、
とにかく、無能極まりない働きぶりを晒し続けている。
子供も生れて、思いのほか可愛くて、
ちょっとこれまでの来し方を振り返ってみたらこれだよ。
今まで、辞めてきたものと同じように俳句も辞めてしまうのか
それならそれで、一貫性のある人生なのかもしれないな
綿菓子日記130915
子供が生れて2ヶ月あまりたった。
生れた当初こそ元気に泣いたと聞いていたが
基本的には大人しいお利口さんである。
このごろは機嫌の良いときなどは手足をバタバタ動かし、
大変愛らしい動きをするようになったのだが、
妻が「死にかけのカブトムシみたい」と評してからは
もはやそれにしか見えない。どうしてくれる。
体重も5キロを超え、カブトムシとしてなら余裕で世界を狙える位置にいる
息子であるが、人の子としてはまだまだ未熟なヒヨコ男である。
しかし、その成長速度はやはり凄まじいものがある。
笑顔も以前などは筋肉の反応結果として出力されていただけであったが、
このごろはそこに意図を感じるようになった。
あやすと、「あー」、とか「きゅう~」とか鳴いてにっこり笑うのだ。
それが奴の唯一の策だとは分かっていても敵わない。
子供に関心の薄い妻すらも「認める。さすがに可愛い!悔しい!」と
王の軍門に降ったようである。
生れた当初は両親には似ず、サルやカエルに似てしまったという思いがあったが、
今や、風呂などでは優雅にぷかぷかと浮き、ほっぺはぷくぷく、
お目々はきらきらぱっちり、赤ちゃんとしてはかなり当たりの部類というしかない。
髪もさらさらのふわふわで、もはや、サル・カエルの面影は遠のいたが、
やはり未だに両親に似ていない。夫婦の感想も突き詰めると
「何だこの生き物はいったいなんなんだ。」であり、とりあえずというか、
やはりというか目が離せないのである。
綿菓子日記0125
とりあえず、身辺のことを箇条書き風に。
最終面接だと思ったら、人数が多くて、まだ続きがあるって。
晩御飯は和風パスタ。
味噌と鳥、白菜、葱、コーン。
写真はちょっと崩してから撮ったから見栄えはあんまりだけど、
それはもう、美味しゅうございました。
昨日の鳥の水炊きのときにとっておいた、長時間ものの椎茸の出汁が効いているのです。
なんというか、残り物の派生メニューがここずっと続いていて、それはとても美味い。しかも
家計の食費計上分が二人で一万円にまで下がった。
ガス代と電気代が高い。嫌になる。
主夫、向いてるのかもしれない。
麺が余っているので、明日は屑野菜のペペロンチーノにする。
去年安く買った白カビのチーズが冷凍庫でいい具合に熟成してきたので、二人で分けて、黒コショウで食べる。
旨い。
安くて、充実した食生活を送っていると思う。
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綿菓子日記
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│2009/01/25(日)00:52
綿菓子日記20090122
コーン缶が安い。スープにしよう。
めかじきの大トロが半額だった。バターで軽く焼くとしよう。
スープ
小麦粉を多めのバター、サラダ油で炒めふくふくとろとろにする、鍋にあらかじめ作っておいた玉ねぎの煮汁で薄く伸ばしながらとろみの素を作る。
よく炒めたら、玉ねぎ汁の鍋に移して、コーンを入れ、牛乳とコンソメ、塩で味を整える。簡単なスープだが美味いよ。
メカジキのバターソテー
新聞紙で水分を吸い取り、塩コショウで下ごしらえ。フライパンにバターを引いて、焼く。
両面多少こんがりやけたら、白ワインを振って蓋をして、余熱で焼く。とても良い匂いがする。皿に盛りオニオンスライスをのせ、わさび醤油で食う。美味い。
寿司ネタのように薄く切り、ご飯にのせて炙った海苔で巻き食べる。一層美味い。
そうそう、余った油でポテトチップスを作ったのだった。
薄切りのジャガイモをカリカリホクホクになるまで炒めて、粗びき胡椒と塩少々で味付け。メカジキに添えて出来上がり。
正直料理ばかりが上手くなる。土曜日は最終面接だとか。
炎環誌に載せる鑑賞文を編集長に送る。
こけおどしの効いたよい鑑賞文が書けた。
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綿菓子日記
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│2009/01/22(木)22:09
絶叫隣人
僕の住んでいるアパートの壁は薄い。
隣人の女性は主に夜間絶叫している。
反対側の隣人はよく野菜をくれる。
部屋の電気ストーブはつけっぱなし
湯たんぽのお湯は昨日からかえていない
綿菓子日記 0630
温暖化のことをニュースでやっていて、
地球が滅びるらしいのだけど、
それは、俺の中では既に片付いた問題なわけで。
40年後の自分を想像するより、ずっと身近に感じるのです。
仕事が忙しくて、最近更新できないでいる。
で、その仕事ってのが、温暖化防止関連なのだ。
人類が滅びるのは構わないけど、地球を道連れにはできませんしね。
自己弁護
Author:kasen
1984 11 生まれる。
2005 03 俳句を始める。
2006 01 炎環入会
好きな食べ物・ラーメン
好きな建物・図書館
好きなのは言葉。
火尖箱(お知らせ)
12月
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