被害妄想

安倍政権が戦争を目的にしているというのは、
少し扇動的で、却って状況理解の妨げになると思っている。

安保法制、共謀罪、憲法改正、緊急事態条項などのねらいは
戦争ではなく、安倍政権自体の永続と考えたほうがいいだろう。

だから太平洋戦争のような壊滅的な総力戦には手を出さないと思うし、恐らく、「普通の日本人」が「まぁしょうがないかな」とか「制裁やむなし」と思うようなスカッとする武力行使を政権存続のために繰り返すようになるんだと思う。結構な人間を外国で殺させたりするわけだ。
そうやって、国内の不満や政策の失敗を外の戦争エンタメでそらしながら、選挙制度の形骸化と学問の経済化、隷属化をさらに推し進め、民主制から独裁体制に不可逆的に移行していくのではないかな。

今日衆院を通過した共謀罪は
政権に対して批判的なことをいう人間を速やかに排除できるだけでなく、そういう人間の発生を国民相互で防ぐための万能の法律として機能していくだろう。
(万能な法律など、法律としては致命的で欠陥品であることは言うまでもない)

もっとも、最初のうちは目立った運用などせず、
共謀罪に反対していた人間に「大げさに反対しただけの異常者の被害妄想」というレッテルを残らず貼っていくことからはじめると思う。
そして本格的に運用しても決して大々的にはせず、陰湿に静かに根を張っていくように思う。
15年も経てば政治的な自由は消え失せていると思うが、もはやその頃には、それがどれほどの悲劇かを分かる人間は今以上に少なくなっているだろう。

私はそれに対して立憲主義、個人主義の立場から明確に反対していくことになる。
そのための方法はまだないけれど面白いと思えるものを考えたい。

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立ち位置 | コメント(0) | トラックバック(0)2017/05/20(土)02:48

矜持

私の矜持は常に私にのみ向けられていて、私のみを規定する。

そして、誰にも触れさせない。


立ち位置 | コメント(0) | トラックバック(0)2017/01/25(水)23:21

文庫川柳所感

少し前からTwitter上で文庫川柳なる遊びが流行っている。

文庫本のタイトルを並べて5・7・5の並びにするという遊びである。
尖もやってみたが、組み合わせにより意外な世界が開けて、なかなか楽しかった。

20160515075843113.jpg 

本のタイトルというのはいうなれば、季語のようなもので(なんでも俳句に引き付けて考えてしまう)
その本の世界を内包している。それが、意外な並びで、そのイメージを揺さぶられたり、裏切られたりするところに、俳句的な面白さがあるように思う。実際に何人かの俳人は、取り合わせの手法で本を並べていた。
私は文庫の殆どを京都の実家においてきてしまったため、作品としてはウケ狙いに走るようなものしかできなかったが(それでも意外とウケてうれしかった)。本当はもっと、「こんな本も読んでいるんだ」というところも含めて、表に出したかった。
そして、それこそがこの遊びの隠れた眼目なのではないかと考えている。蔵書というのはプライバシーの一要素であり、少なくとも私は理由なく公開したりしない。しかし、そこに遊びの要素が加わると、元からあった「持っている本を見せたい、できるだけ私が持っている尖った本や、あまり知られていないけど面白い本を見せたい」という欲求が上手く正当化されるのだと思う。
実際、文庫川柳の多くは、そういったセンスのある本で構成していることが多いように思う。
本を所有する喜びをある意味嫌味なく手軽に表明することができるこの遊びは、中々抗しきれない魅力があるように思う。

今回、「タイトルだけを並べて遊ぶことに少々作者へのリスペクトを欠くのではないか」という意見にハッとさせられ、少し自分の気持ちをまとめてみたのだが、ある程度うまくまとめられたと思う。
もっとも、リスペクト云々については、それぞれの感じ方によるものなので、それを批判したり、否定したりする気持ちはない。ただ、そういった誠実な怒りに対して、スルーすることもできず、こちらも丁度気持ちをまとめる必要があったので、書いてみたということになる。
「こういうのもリスペクトなんだよ」と言うことはできないことはないが、自分の例をみても分かる通り、その主張を信じてもらうにはやや無理があることは否めない。つまり、リスペクトを欠くと思うと言われれば素直に受け止めないわけにはいかない。しかしながら、作品を購入し、読み、蔵書し続けている読者としては、十分許される範囲の遊びではないかと考えている。



立ち位置 | コメント(0) | トラックバック(0)2016/05/15(日)09:58

ミヒツ

炎環+に載せる原稿を久しぶりに書こうとしていたのだけど、
とうとうひと言も書けないまま締め切りを迎えてしまった。

実質的に俳句を二年くらい休んでいたから、
いきなり藤田湘子では荷が重すぎたのだろうなどと思ったが、
何がテーマだろうとおそらくひと言も書けなかったのではないか。

俳句をやめてしまって、投句だけになって、
それじゃあ何も面白いことなんてないって分かってきて、
炎環の編集会議にも出るようになったのだけど、
そこでも何もしゃべらず只飲み食いしている。

2012年の俳句の話題や動きについて本当に何も分からなくなって、
肝心の読みが効かなくなってきて、
このままフェードアウトするのもやむをえない。

細々と投句を続けるだけなんてちっとも面白くないが
僅かな喜びくらいはあるだろう。
ひょっとすると、いつか夜が明けるように、また俳句のことを
あれこれ考えることができるようになるかもしれない。
そうだそうしようそれしかないし、もう少し休もう。

とは言え、西川火尖
そう、俳号である。
若いころ勢いづいてつけたこの俳号で
細々と投句をするだけなんてあまりにも恥ずかしい。

となると、なまった気持ちを建て直し、
ばっさばっさと俳句を再開するほうが、いいに決まっている。
いいに決まっているが、しかし、それが苦しい。

もちろん仕事だって、前みたいに惨めな気持ちになることはない分、
ハードルが高すぎて、休日にのんびり俳句のことなんて考えている余裕はないわけで、

結局、これからのこれらは苦しい。

俳句と生活がほとんど苦しさで埋まってきた感じでね、
そういう意味では、ようやく初学時代が終ったのかもしれない。

また、振り出しに戻った気分で始めようかと思う。
原稿は締切には間に合わないけど、せめて書き始めようと思う。
うん、最低だ。最低だけど、続ける、というか再開する。
これから何度かあるであろうどん底を形作るのだ。



立ち位置 | コメント(2) | トラックバック(0)2013/01/26(土)22:50

まだ誰かいる?

まだ誰かいますか?
明けましておめでとうございます。
転職できないけど俳句は続けたい。
落ち着いたら俳句の記事書きます。まともなやつ。

いつか幸せじやなくなる牡蠣フライ 火尖

テーマ:俳句│ジャンル:小説・文学
立ち位置 | コメント(0) | トラックバック(0)2012/01/07(土)08:21

マックエイジ

昨日は誕生日でした。でもいつも通りの24時間勤務ですので、気づくと日付が変わっていました。
何だか1日の感覚が狂っちゃうんですよね。長い長い板ガムの上に暮らしてるみたいな単調な作業ですので。このままではダラダラとした人間になりそうダラ。実際そういう人間も沢山います。反対に体内時計一本でリズムがとれる強者もいますけどね。
話を戻して、
誕生日が嬉しい歳はとうに過ぎましたけど、それでも、いつもと同じように、「今日よ!早く終われ!」なんて思ってしまって、悔しいというか、すごく価値の低い26歳になったんだなと、実感。
でも、夜、妻さんから電話があって、彼女は、突然お誕生日の歌を歌い出したんですね。
ハッピーバースデーなのだと、トゥーユーでディアーなのだと。
差し引き幸福な誕生日。録音しちゃったじゃないか。

「早く終わって欲しい毎日」を早く終わらせないと。無駄にできない。


猥談の影に灯火の親しけれ 火尖
貝回し亜流の未来なら楽し


立ち位置 | コメント(0) | トラックバック(0)2010/11/11(木)06:56

俳句はド根性!

by阿波野青畝、相当いいかもしれない。


立ち位置 | コメント(0) | トラックバック(0)2009/07/18(土)23:11

機会一致

昨日はハイクガイ出版の二次会に誘われてたのに行けなかった。本や雑誌でよく見かける有名人が多数来るというのにいけなかった。
俺は弱いなぁ。機会に一致させる力が。


梅雨入りや車内芳香剤強し 火尖


立ち位置 | コメント(3) | トラックバック(0)2009/05/26(火)08:30

末来

未と末、似たような漢字のくせに、
未来と末路、どちらも先のことを指す言葉なのに、
この違いはなんだろう。
ちょっと棒が短いとか長いとかそんなことで容赦なく決まっていってしまう。
選択を積み重ねた結果、俺は末路の側の人間になっていたんだけど、

それでも何とか未来に紛れ込めないかそればかり考えてしまう。じたばたしてしまう。


未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来
未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来末来未来未来未来
未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来
未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来
未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来未来

ちょっと、これは、いけるんじゃないか。パッと見分からんやん。
何かうまくやれそうな気がしてきた。
どんな職業になったって平気な顔して紛れられそう。




立ち位置 | コメント(2) | トラックバック(0)2009/03/27(金)23:13

何によってそうなってしまうのか

面白い話を書きたいんだけど、
とてもそんな余裕はないんですよ。

仕事のせいにしていると落ち着くのだ。
でも、仕事を辞めたやつが、辛い辛いといっているのをしっている。
働かないとだめなんだな。多分。

いい加減、原点をシフトしないとだめなのかも。
いい加減、学生感覚というのは無理があるようです。

社会人の尖はどうしようもない人間ですが、それを基準にしないと、
無職になっちゃう、


桜蘂降る報告に嘘混じり  火尖

両腕を広げそれから春の山

蘗や叔父貴の思ひ出し笑ひ

古雑誌電柱による遅日かな

春暑しティッシュの箱を潰しけり

報告を誤魔化し桜蘂降れり

春の山それから腕を拡げけり












立ち位置 | コメント(3) | トラックバック(0)2008/04/17(木)00:12

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自己弁護

kasen

Author:kasen
1984 11 生まれる。
2005 03 俳句を始める。
2006 01 炎環入会

好きな食べ物・ラーメン
好きな建物・図書館
好きなのは言葉。

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