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感情論

感情論 7句

枯山に口あけてゐる機械かな

いずれ口笛遠く雪の夜引き寄せて

踏切や後ろの雪の後ろ国

待春や修正液といふ湖沼

草城忌受話器の染みの柔らかし

クリスマス億万の螺子都市のなか

神ならば星間に置く冬林檎


感情論

俳句の樹に、
季力ボテとか島原大雪とかが乗り込んできてどれぐらいだろう。最初は相手にしていたが、あまりに嫌な句ばかり大量に出すので、嵐か何かかもしれぬと思って無視を決め込んでいた。
しかし、誰でも何句でもという俳句の樹の性格上、
無視というのはよろしくない。現に何人かはコメントを送っているし、それはそれで俳句的態度だと思う。
一方の季力ボテ、大雪は他の人に対して無視を貫いている(季に関しては一時期コメントのやりとりがあった)。
句を以て語るという気でいるのなら、それもいい、しかし、

殴りあう新成人のニュースかな    季力ボテ
虚無僧のギャーメンギャーメン初詣
ギャーメンとわめく悪霊冬ざるる

去年今年マフィア国家の軍隊が    島原大雪
外套や軍事国家の指揮者殿

これで何を語っているというのか。
むしろ句を語りの道具として使うのは無理がある。
季力ボテと尖のコメントの記録があるので引用する。

李カボテ 老人がテンポをはずすクリスマス

・ありきたりかなと思いました。[火尖]
・テンポを外すだけではなく、自分の音楽性のなさをひがんで他人を攻撃するなど、いろんな面で「外れて」いるある人物のことを詠んでみたのですが、表現しきれなかったみたいです。[李]
・そのことを表現しきれたとしたら、それ俳句じゃなくなってますよ、きっと。[火尖]

俳句ではなくその説明が季力ボテの主題なのだろう。
それを続けるのは勝手だが、それは俳句ではなくてただの句だ。


とにかく
こんな句個人的に大嫌い。



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テーマ:俳句│ジャンル:小説・文学
作品 | コメント(8) | トラックバック(0)2007/01/31(水)01:11

指が十本あるというのに

冬が暖かすぎて困っている。そういえば秋という感じもしなかった。このまま暖かくなっても春になるとは思えない。

歳時記があれば季節なんて要らんわ!とか思ってたけど、
空気を吸って吐くことに頼ってきただけなんやね。

実景はいらんが、季節の実感はいるなぁ。


今年は冬がなかった。
わかるよ。



テーマ:俳句│ジャンル:小説・文学
雑感 | コメント(0) | トラックバック(0)2007/01/30(火)17:00

松本恭子私論 1 

松本恭子私論 序(加筆修正版)→http://syuuu.blog63.fc2.com/blog-entry-157.html


第一句集「檸檬の街で」の松本恭子は「素人」である。
今で言えばブログやケータイで詩や小説を書く女子高生連中と同じようなものだ。

ブランコ漕いで漕いでる 別れなければと

さよならに泣かない約束 ポインセチア

約束は指からはぐれた シクラメン


これらの恋愛句はその素人っぽさが全面に出された句であると言える。
ありていに言えば下手な句なのだ。一句目は上手いこと言ってる感が鼻に付き、二句目、三句目は陳腐。
季語も表面的には適していると言えるが、カップ麺の乾燥葱程度の薬味でしかない。底が浅く一般的、まさしくケータイラブストーリーの特徴と一致する。
しかし、ケータイ小説が100万部売れるように、恭子の俳句も世間的に大いに受けた。「檸檬の街で」は昭和62年7月初版、その後5ヶ月で四版目を発行している。句集としては化け物じみた売れ行きが恭子の俳句外への人気を証明している。だって俳人は句集買わへんもん。
中でも、

恋ふたつ レモンはうまく切れません

は恭子に「俳壇の俵万智」「レモンちゃん」などの綽名がつけられるほど人口に膾炙した句として知られている。
「二つの恋と、レモンの青春性、分かち書き部分のため息のような空白、諦めと共に刃の入るレモンは作者そのものなのだ」と当時の尖は、一気に松本恭子のファンになった。恭子のような恋愛句を作ることが尖の句作の目標となったこともある。
しかし、恭子俳句の本領は恋愛ではなかった。

松本恭子の良さは、既製の言葉の選択、つまりコーディネートの上手さにある。それは「現・俳壇の俵万智」黛まどかにはないものである。

にんげんに動脈・静脈 うすばかげろう

この句をファッションにたとえると、周りとは全く違う服を難なく着こなす相当のオシャレさんやよ、という話。
その傾向は第二句集「夜の鹿」でさらに顕著となる。

続く。

テーマ:俳句│ジャンル:小説・文学
俳句の振れ幅 | コメント(6) | トラックバック(0)2007/01/30(火)00:29

綿菓子日記 14

26日

卒論の初稿を取りに行く。
財布の中の600円。
腹が減ったので
財布の中が300円。
これが0になるとき、星に帰ろうと思う。

バイト先に行く。
今日はバイトは休みだが、シフトの確認。
ところが、
どっこい。
社員さんに捕まる。

忙しいので仕事。
また財布の中が増えるだろう。
俺は地球人に捕まったままだ。

高校生二人組み来る。
コミック棚をうろつく。こいつら万引犯だ!という直感。
作業場の死角へ行く高校生。
頭だけが見える。
コミック棚から離れていく。直感が追えという。
追う。
高校生二人組は店の一番奥、NHKテキストと旅行ガイド誌のコーナーへ。
俺との、距離7メートル。
目が合う、それる。
「ヤッテル」「バレタ」
相互確信。
高校生、旅行ガイド誌から分冊百科コーナーまで急ぎ足、その先出口。
追う、俺、捕まえるべきか、一瞬の逡巡。確信と言ってもつまるところ勘である。
店内で捕らえても言い逃れされる。
出るまで待つしかない。
突如、
高校生二手に別れる。
1人は逃げ、仲間が残る。
分冊百科の上には投げ捨てられた「史上最強の弟子ケンイチ 11巻」

仲間は、何事も無かったかのように学参コーナーで立読み。

こうなると、仲間に話を聞く訳にも行かない。
犯人は棚の本を別の棚に置いただけなのだ。

しかし、盗む意思で商品を手に取った場合、それで窃盗の構成要件を満たすという学説もある。判例では、鞄などに商品を隠した時点で、窃盗を認めているものもある。
つまり、今回の場合は未遂罪が成立する。

ただ、実際はこれ以上は何もできん。



テーマ:日記│ジャンル:日記
綿菓子日記 | コメント(3) | トラックバック(0)2007/01/27(土)02:35

本質論

今日は哲学の試験

「人間とは何か」を絡めて「本質」についての論述。

「人間は考える葦である」などに見られる、行為・能力への基準設定的規定を批判、その上で、本質論を展開。「自由」な存在としての人間と自由の相互承認、あと、それから本質というのは希求的、志向的なものじゃないだろうか。
まぁヘーゲル出しといたから大丈夫だろう。がんばれヘーゲル。

「ロンドコロの役割とは何か」
東京での寛也さんの発言が気にかかる。
「句会を非公開の方へ移行する」


えっーと、俺は反対です。が、未公開ストックが欲しいのも事実。



次回評論はロンドコロの方向性なんてどうやろ?番外編っぽくなるけど、やっといたほうがよくないやろか?

テーマ:俳句│ジャンル:小説・文学
俳句の振れ幅 | コメント(2) | トラックバック(0)2007/01/25(木)15:22

バルタン主義

自分の生まれたころの写真をみて、まず驚くのはそのあまりのかわいくなさである。
まったく、全然かわいくないのだ。赤ん坊としてのかわいらしさのかけらもないといえる。
頭は長く、ニヤニヤしていて、
どちらかというとバルタン星人に似ている。

baltan1.gif



さぞ両親もびっくりして
「なんか変なん出てきたー」
と思ったことだろう。

まさか子宮に戻すわけにもいかず、子殺しはまだブームの兆しもなく、困惑の極みにいたのではないだろうか。

しかし予想に反して、両親は非常に喜んだと聞いている。
バルタン星人似の俺を見てかわいい、かわいいと連呼するのだから親とは不思議なものである。
barutanseijin011.jpg




こっちとしては自分が生まれることなんてまったく考えていなかった。
両親の勝手な都合で、100年以内に死ぬことが決定付けられたわけで、
「おいおい、なんてことしてくれるんだよ」
と思ったに違いない。よく覚えてはいないが、バルタン星人は知能が高いのだ。それぐらい思ったに違いバルタン。

しかし、齢二十を過ぎ、いろいろ嫌なことばかりあって、その中にたまにいいことがあって、生まれた以上は死ななあかんけど、ああでも死にたくはないなぁ。そう思えるのが嬉しかったりする。


白澤弓彦句集はいい句集だった。


コート着て十字路曲がるたび嬉し  火尖





テーマ:俳句│ジャンル:小説・文学
後向き万歳 | コメント(8) | トラックバック(0)2007/01/24(水)16:12

大変なことになった 2

なんとか目処がたつ午前2時


虹を見に行きたい。


火星についてまとめ終わったら寝ます。
眠いんです。世迷言もこぼれるくらい。

今日、読むつもりでいた松本恭子の句集二冊と攝津幸彦選集は明日以降に延期。残念。

それにしても攝津選集が入っていたなんて。さすが中央図書館。
ベストセラー書籍の貸本図書館とは違う。あれはあれで助かるけど。


冬雲や堺幸福ショウへゆく

冬泉に石沈めあふ幸の中


雑感 | コメント(0) | トラックバック(0)2007/01/22(月)01:57

大変なことになった

現時点、単位がたりない。

さっき計算して青ざめた。
いや、目覚めた。
卒論書いても足りないのだ。4単位。

大丈夫、大丈夫、大丈夫、大丈夫だってば。

明日の天文学で4単位とれば、大丈夫だから。

ああ。

テーマ:日記│ジャンル:日記
雑感 | コメント(4) | トラックバック(0)2007/01/21(日)22:57

開封後はお早めに ドロップドロップス

2006年炎環賞応募作

暗躍製菓ドロップス    西川火尖



花影や指人形をいつ捨てる

春闇の奥は南京錠落つる

朝顔や膝折るやうに忘れたし

雷漏れる巻爪の指だけを出し

着信や向きばらばらにあめんばう

鷹ならば我が振れ幅に即答す

大好きな春野へ自由落下かな

梨咲いて君を抱きしめたいだけさ

春風や窓にハートの銀細工

夏雲や端から端へ好きな歌

窓のものみんな小さく見えて秋

登れ登れ月下の螺旋階段を

鬼百合や太陽系を欲すれば

無花果に纏はる鋭角的笑ひ

蜻蛉のゆんゆと空を離れけり

朝顔や膿みゐし指のゆたかなり

春夕ひそと持ちたるたけとんぼ

飴玉は冬日の祖父に貰ひけり

雪降るや優しきひとの唄愛し

オーバーを着る間の君を待ちにけり


一応最新更新版のはずやけど、応募前に手直しして保存せずに印刷したかもしれんから実際の応募作品とはすこし違うかもしれん。


8人中5人の選考委員からの点を得た(最多得点ですよ!ねぇ!)けど佳作にもひっかからなかった作品です。そこが一番気に入ってるところやけど、まさか満足なんてしてへん。
今年こそ炎環賞獲る。中核になる作品も出来た。

選考委員の一人山田庫夫さんがドロップスについて話してくれた。
「上手い!と思ったが、よく見たら青春俳句に毛が生えた程度で内容がほとんどない」
だったはず。違ってたかな。酒が回ってたから気持ちよかった。
炎環賞は上手ければもらえる段階を過ぎて、炎環の代表作家の一人として認められるかどうかが受賞の観点に加わったと言ってはった。
炎環の実力俳人が今年の受賞者だろうと言ったはった。


朝比古さんが俳句研究賞獲って次の標的に炎環賞狙うかもしれん。
田島さんが、司会のマイク握るようにあっさり掴んじゃうかもしれん。
由季さんの俳句は恐い。完全な俳句の形をしているところが。中に何入ってんねん思う。
佳世乃文体縦横無尽の佳世乃さんは炎環の中だけに留まる大きさじゃない。
寛也さんには負けたくない。

あっこれ、名前出していけばきりがない。

テーマ:俳句│ジャンル:小説・文学
炎環 | コメント(0) | トラックバック(0)2007/01/21(日)18:33

即刻ノート

即刻ノートなるものを作ろうと思う。

メモ帳の一枚の真ん中に線を引く。
すぐにやらなければならないことを左側に、ゆっくりやればいいものを右側に。例えば



部屋掃除1・19
テスト勉強1・19?
髪を切る1.19
本を借りる1・19
松本恭子私論執筆
鬼貫賞鑑賞
句集「盲人シネマ」鑑賞


絵本づくり
小説 執筆

で終われば線を引く

 髪を切る 
って。

即刻ノートは携帯に括り付けるのだ。チビ鉛筆と一緒に。

時間資源は有限で、上手く使えば宇宙にだって行けたのに、結局俺は春からそれを切売りして暮らさないといけない。
どうせ安く買い叩かれることは分かってるんだから、それまでの2ケ月で、何か自社製品を作ってやろうと思ってる。

俺だけの時間に俺だけが成し得る付加価値をつけて。

墓標プロジェクト始めます。

テーマ:日記│ジャンル:日記
立ち位置 | コメント(0) | トラックバック(0)2007/01/19(金)13:20

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自己弁護

kasen

Author:kasen
1984 11 生まれる。
2005 03 俳句を始める。
2006 01 炎環入会

好きな食べ物・ラーメン
好きな建物・図書館
好きなのは言葉。

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