もうひとつ

どうやら尖は俳句周りのことを考えるととたんに勢いを失うらしい。

特に構成、句間の流れ、五句なら五句、十句なら十句の作品性、要はテーマ。

設計図描いていたら作れないらしい。

待たないと。句は偶然ひょいとできる。その後は理でも図でも使えばいい。

ただ最初のひとふり、俳句の出現の契機は「待ち」いまのところこれだと思う

しかし締切り直前に思うことじゃない。
できないよ〜。

選集

句が出来ないときは今まで作ってきた自分の好きな句を並べる。
そうすれば、なんとなく流れというかリズムというかそういうのが整う。
これをするのは今回で二度目。

炎環作品

蝦蛄葉仙人掌けふ会ふ人の喋り好き
夕闇がざくざくざくと葱畑
葬列やこの如月の快晴を
春近し府立図書館休館日
春泥は今夜動くかもしれぬ

夜といふ地球の影のあたたかし
春雨や梅田に赤き観覧車
母とゆく一輪草を見るために
麗らかや眼鏡屋を出てすぐ左
夜桜や人に血の管酒の管

春霖やバスの座席の深みどり
爆弾の名に雛菊とつけしは誰
手品師の笑み零れくる五月かな
夏空の圧倒的な消去法
書庫といふ草いきれにも似たるもの

しばらくは私をなぞる蚊遣かな
扇風機自分いらなくなりにけり
梅雨入りと視力検査の片目かな
夏雲やちぎつて使ふガムテープ
逢ひたきときは夕焼の砂の粒

妹の日傘の影が手に触れぬ
口々に蛍袋を塞ぎけり
夏蝶といふ遥かなる立眩み
本当に薄羽蜉蝣なのですか
秋の日の木片として影なせり

正解は右手檀の実はあげない
桃食ふや何に背きしかは知らず
木犀の夜は曲線をなぞるのみ
愛すれば月光を振りほどきあふ
冬の川一枚きりの置かれあり

柊の花や天使はまた無言
冬木の芽三時間目をさぼりけり
我が夜に鋼の枯野ありにけり
白息の重さふくらみつつ灯る
コート着て十字路曲るたび嬉し

逢ひたしや星間に置く冬林檎
春雷の輪郭となり抗はず
春山に入り欲深き話しせむ
三日三晩桜ちらしてやらうかな
春水のよくのびながら落ちゐたり

廃品や火と呟きし蟻の貌





今日の句

見つからなくてしようがない踊りする  火尖
林檎切る幾度も死後あるやうに
ががんぼのまはりはすきまなのかなあ
責め立ててしまふ枇杷剥くやうにまた
とんかつのできてゐる家かたつむり

サウナ

いや、びっくりした。風呂はいった直後の用足しの発汗量といったら、暴力サウナそのもの。




9月2日まで

とにかく休日は予定だらけですよ。

今週は買い物
来週土曜は句会と元バイト先の飲み会
次の日はラッシュボール。次の土日は彼女と句会で詰まっている。

休みだけなら学生時代より充実してる。
盆休みは九連休、締めは高校の部活のOB戦プラス飲み会。残念ながらオールはできないけど、楽しめた。

今週は土曜出勤、それを思うとしんどい。が、9月2日は初フェスですので。


朝の俳句

もう一度

他のところで開設してみたけど、慣れない。
FC2使いやすいよ。

仕方がないからこのままいこうか。

俳句と少し俳句にまつわる話をもう一度メインに据えて。
それ+日常雑事を面白く。

ウエットな部分は少しやめにして。



本日の五句


夏痩の口漱ぐなり勝手口
掠りとる卓球台の汗熱し
梨むいてやらうかと母立ちにけり
秋の風パン屑はらふやうに嘘
鳩は眼を瞑らぬ暑さ続きけり


句材
雑に降る

失速宣言

失速しました

フロー

炎環10月号掲載候補

夏の星遠き列車のやうに川
手から手へどの手がいもり捨てにゆく
湖に棒立つも涼しさとは無縁
油照り湖面の厚み増しゆけり
白南風や囲みて暗き魚の跳ね
冷房が骨軽くする真昼かな


峰雲の芯 流木 古木 太古
湖に映らぬ観覧車
誰にも見られない
広まつてゆく


俳句状態

今、俳句状態。
今俳句ができたらいい句になると思う。
毎日暑いなぁ。