以前寄稿した作品十句「敗色豊か」を鑑賞してくれる奇特な人がいますよ!→
週刊俳句しかも、すごく楽しく読んでくれたみたいで、尖としてはとっても嬉しくて感謝感謝しています。
本当に簡単な言葉で書かれており、「読んでもらえた」という実感がすごくある。
五十嵐秀彦さんありがとうございました。
俳句の鑑賞や批評で、句を遠心分離器にかけたり、培養して試薬で色の反応を見たりするやりかたはよく見る。なんだか学問的で少し憧れるし、尖も検査にかけてくれないかなとか思ったりする。もちろん尖も真似事でやってみたりするのだけど、
五十嵐さんの今回の鑑賞は分析とか検査結果とか、そんなんじゃない。
もう丸呑み、
で、そのあと一言
「美味しかった」
作ったほうとしてはうれしいですよね。
取り上げてくれる人が少なくても、
いや、ていうか、誰にも触れられなかったとしても、
「敗色豊か」十句は自信作だ。
もう、自分で言う。これ、面白いと思う。
あとここにも載せちゃう。
敗色豊か 西川火尖
まだ朝の蟻を摘んでをりたるに
百日紅やはり稼がねばと思ふ
田水沸くいやにはつきり鳴るラジオ
熊蝉や弁当売り等集まり来
公園の便所日焼の眼を洗ふ
昼寝せん丈夫な川を思ひつつ
コンビニに団扇吊られて売られけり
日雷魔法瓶ン中氷だけ
夕立や動くもの熱源に帰す
へその緒や岸に赤潮来てゐたり