頭の中ばっかり覗いているんじゃない!と思って、現実に目を向けてみれば・・・ここはどこですか?そんな下降線手前まで来てようやく、一社書類選考に通った。そこがまぁ第一志望の出版社なわけでして、何?このピンポイントぶり。そういえば大学のときも第一志望以外、高望みも滑り止めも全部落ちてそこだけ受かったんだっけ。しかも合格最低点。うん、悪くない人生だ。
書類選考でこんな浮かれてしまうこの崖っぷち気味、足を踏み外すならこのときでしょう。
いもうとを蟹座の星の下に撲つ 寺山修司
最近寺山修司の俳句がすごく気になる。掲句はそのなかでも今いちばん気になっているもの。蟹座が何を意味しているかは分からない。ただ「いもうとを撲つ」という行為の舞台としてはこれ以上のものはないように思う。そして何故か宮沢賢治的なものを感じる。蟹座→銀河鉄道の夜ではなく、妹を蟹座の星の下に撲つ→クラムボン。あと一種異様な道徳性が際立っているように思う。
鏡よ鏡にんげんたちの燃えやすき 松本恭子
恋ふたつ レモンはうまく切れません
で一躍有名になった松本恭子の句。「鏡よ鏡」の後に続くのはもちろん「この世で一番美しいのは誰?」というお妃の科白。ところがこの句では、「鏡よ鏡」の後に続くのは「にんげんたちの燃えやすき」と来る。単純な推測だが、意味を考えるなら欲望のメタファーとして捉えるのがいいのかもしれない。ただ、この句は童話の一場面として、鏡に映る大量の人間を想像したほうが断然楽しい。そして彼らは呪文一つで一斉に燃え上がるのだ。
書類選考でこんな浮かれてしまうこの崖っぷち気味、足を踏み外すならこのときでしょう。
いもうとを蟹座の星の下に撲つ 寺山修司
最近寺山修司の俳句がすごく気になる。掲句はそのなかでも今いちばん気になっているもの。蟹座が何を意味しているかは分からない。ただ「いもうとを撲つ」という行為の舞台としてはこれ以上のものはないように思う。そして何故か宮沢賢治的なものを感じる。蟹座→銀河鉄道の夜ではなく、妹を蟹座の星の下に撲つ→クラムボン。あと一種異様な道徳性が際立っているように思う。
鏡よ鏡にんげんたちの燃えやすき 松本恭子
恋ふたつ レモンはうまく切れません
で一躍有名になった松本恭子の句。「鏡よ鏡」の後に続くのはもちろん「この世で一番美しいのは誰?」というお妃の科白。ところがこの句では、「鏡よ鏡」の後に続くのは「にんげんたちの燃えやすき」と来る。単純な推測だが、意味を考えるなら欲望のメタファーとして捉えるのがいいのかもしれない。ただ、この句は童話の一場面として、鏡に映る大量の人間を想像したほうが断然楽しい。そして彼らは呪文一つで一斉に燃え上がるのだ。


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