プリズンブレイク!

以前、二度目の公務員試験失敗を
「至らずといえども戻られず」
と表現し、口では再挑戦と言ったものの、実際に行動を起こせないままズルズルと時を過ごしてしまった。
その間、妻との一泊旅行や、ずっと我慢していた漫画を読んだり、句会にでる回数を増やしたりとか、反動で気ままな暮らしをしていた。
なぜすぐ再挑戦しなかったのか?
「不可能の反対は可能ではない、挑戦だ」とはアメリカの有名な野球選手の言葉だ。なるほど、二泊三日の勤務の合間をぬって、新卒学生に伍する知識を蓄え、そこそこ難関な筆記試験にパス。まさに不可能を挑戦によって切り開く好例だろう。しかし立ちはだかる面接の壁。蓄えた知識は公務員になって初めて報われるものだ。

再挑戦では27歳になっている。キャリアといえるのは、1年半の営業経験と駅での道案内とゴミ拾いしかない。これで、面接を戦えるのか。
その間得た経験?成長?はっきり言って26歳のときより、ゴミ拾い歴が1年延びただけ、違う、これ成長やない、転落や。絶賛転落中なだけや。
そして筆記通過、一次二次通過、A日程、B日程、転戦し、そのあげく試験に失敗したら、
俺は28歳になってる。

28歳、ゴミ拾い歴4年ですよ?もちろん、誇りをもって仕事をしている人はいるし、俺も誇りは無くても仕事は真面目にやってきた。別に清掃員でもないのに、プロ意識というか脳を経由せずに体が動くからゴミどころかゲロもウンコもちゃんと拾うのさ。
そんな28歳、公務員試験に失敗した、28歳。
さすがに4度目の挑戦は諦めて民間に転職したくなった28歳、これはどうだろう?欲しいと思う企業あるのか?
無いとは言わないまでも、もっと優れた人から先に埋まっていくから、そいつらの食い残した残飯からしか選べないだろう。
じゃあ定年まで駅で道案内?いや、この仕事は最初の一週間の研修で得た知識だけで全部の仕事ができるほどの単純作業だ。
職業に貴賤はない。単純作業でも尊い。それをずっと続ける人がいても、その人の選択は尊い。
それは真実だけど、そのことは何の役にも立たん。
競争力がなさ過ぎる。
うちの会社の求人のキャッチコピーが「競争の無い、勝ち負けのない職場で安定」とか書いてあって、
それは底辺から絶対に抜けさせませんよって言ってるだけなんだって。くそう。


淘汰されない人間になれる仕事。

公務員より、大学職員より、それが必要。
今ならまだ間に合うはずだ。2012年1月、リクルートエージェントに登録。
普通の転職活動が始まった。

つづく




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雑感 | コメント(0) | トラックバック(0)2012/04/29(日)00:43

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自己弁護

kasen

Author:kasen
1984 11 生まれる。
2005 03 俳句を始める。
2006 01 炎環入会

好きな食べ物・ラーメン
好きな建物・図書館
好きなのは言葉。

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