俳句のWi-Fi

子連れ句会を企画して、初めての人も入ってきて、
facebookにはグループも立てた。
佐藤文香ではないけれど、初めての人に向けた文章を
書きたいと思っている。
話題の「俳句を遊べ」をアマゾンで買って読んでみたら、
すごくよくできていて、俳句を始めて少しづつ備わっていく
感覚やら言葉の距離感やらがすごく楽しく分かるようにできていた。
中学生のころ、Windows98だったかな親が初めてPCを買ってきて、
ネットにつなごうってなったんだけど、難しくて1日ではできなかった。
試行錯誤っていうか、ほとんどよくわからない設定に時間をつぶされて、
やっとつながったのを覚えている。
俳句もそうで、自分の場合は「油蝉もこんがりあがるアスファルト」とか
枕に彼女の匂いが残るみたいなそういう句を作っている期間が実はすごく長くて、
俳句の世界につながるのにはかなり時間がかかった。
そこへ来ると「俳句を遊べ」は本当に今のネット環境に似ている。
読めば俳句のWi-Fi にすぐつながる感じで、すごく画期的なことだと思う。
試行錯誤とか言って、独学で100万回油蝉がこんがり揚がるところを詠んだって
何もいいことなんかないから、俳句なんて、俳句の世界につながってからの方が
圧倒的に新しくて深いことが試せると思ってる。

だから、俺が初めての人に何か書こうとしても、
「とりあえず「俳句を遊べ」を読んでみたら」と言うのに比べて
どれほど有意義なことが書けるのだろうかと、ちょっと落ち込む。
分かりやすさという点で非常に優れているように見えるが、
本当は俳句のライブ感や熱量が味わえるという点が、これまでのものとは一線を画しているのではないか。
単純にこの本だけを読み込んできましたって、初心者が句会に来て、
点とれなかった方が死ぬというルールのデスゲームの幕が突如上がってしまったら、
ちょっと俺やばいかもしれない。おすすめ。

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テーマ:俳句│ジャンル:小説・文学
書評 | コメント(0) | トラックバック(0)2016/04/03(日)00:58

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自己弁護

kasen

Author:kasen
1984 11 生まれる。
2005 03 俳句を始める。
2006 01 炎環入会

好きな食べ物・ラーメン
好きな建物・図書館
好きなのは言葉。

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