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里1月号を読む2(いい俳句を読むと焦る)

殴られた方が謝るおでん酒     喪字男

木枯を紙の箱へと仕舞ひけり    喪字男

全員は入りきらない炬燵かな    喪字男


Twitterを始めて知った作者。里だったとは。ここで上げた句の他に「少年のいつも傷つく冬の森」なども出てきて、いや、詠みの振れ幅が大きいとか言いたいんじゃないねん、むしろ一貫してナイーブ。


水仙花右の乳房に右の修羅     渡辺 多佳子

手套は手のかたち手套は手のかたち 野名 紅里

肩までの手袋蓮根掘りに掘る    島田 牙城


右と限定することで、フォーカスを当てたり、リフレインが手のかたちを確かめる動作に呼応していたりとか、畳み掛けのイメージとか、言葉と身体性のつながりが強い。


いやいやをするのでさざんくわがちるよ  水口 佳子

毛糸編む森の暗さの磨硝子        水口 佳子

枯蓮の水から下も枯れている       男波 弘志

放哉が済ませたる死とならぶ鳥      男波 弘志

朝礼の最後に風邪の人が来る       脇坂 拓海


すごいいい。律しながらも自由な俳句。


考えている雪よりも遠い場所    月野 ぽぽな

この重き蒲団隣に母が来る     小林 苑を


作者それぞれの違いがあって、それぞれ自分の作り方を信じるような感じ。

それぞれの俳句を志向するような句が多かった。自分で自分の面倒を見るような、律しながらも自由というか。名の通った若手が多いのも、佐藤文香の影響もあるかもしれないが、それも含めて雑誌の土壌がいいのだろうと思った。


今回取り上げなかったのは、コメントが思いつかなかったからというものもあった。そういうのが、次の俳句だったりするのでよく覚えておこうと思った。


これは、俺も頑張らないと。


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俳句の振れ幅 | コメント(2) | トラックバック(0)2017/01/19(木)22:20

コメント

取り上げて下さって深謝です!!

2017/01/20(金)00:43| URL | 喪字男 #- [ 編集]

コメントありがとうございます。面白かったです!!

2017/01/20(金)01:04| URL | 火尖 #- [ 編集]

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自己弁護

kasen

Author:kasen
1984 11 生まれる。
2005 03 俳句を始める。
2006 01 炎環入会

好きな食べ物・ラーメン
好きな建物・図書館
好きなのは言葉。

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