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松本恭子私論 序

松本恭子の俳句を初めて知ったのは多分去年の夏くらい、まだ俳句を始めたばかりのころだったと思う。

恋ふたつ レモンはうまく切れません  松本恭子

を、「青春俳句を読む」という新書で知り、言葉の置き方に新鮮なものを感じた。いいね、こういう恋愛の句は好き。
その後、
偶然、図書館に句集が二冊揃っていたため、他にもいろんな句を見ることが出来た。

恐竜には致死量の憂愁だったか
どうしても子宮に手がゆく アマリリス
無鉄砲なの 寒のれもんを下さいな


意識の使い方とか喩、文体に一時期かなりの影響を受けた。



松本恭子の句とそこから生まれた尖の句のいくつかをつかって松本恭子詩論ってのでもやってみようかと思う。

しかし年末なので図書館が閉まっている。

松本恭子
1958
長崎生まれ。

佛教大学在籍中に伊丹三樹彦のカルチャーセンターで俳句を始める。
僕自身 日暮の沖でさびさび浮く  伊丹三樹彦
の句に「脳天へマシンガン」と語るほどの衝撃を受ける。

1981
青玄入会

第一句集「檸檬の街で」
檸檬の漢字表記は梶井基次郎の「檸檬」への傾倒のため。

テーマ : 俳句 - ジャンル : 小説・文学

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