句帳
年寄りが若手を批判するときに使う言葉で一番多いのが
「写生がなってない!」「感覚だけで作っている」です。逆に褒めるときは「若いのによくものを見ている」だとか言います。
ようは「客観写生」これにつきるのでしょう。
私なんかは客観写生一辺倒の最近の俳壇のありかたに疑問を抱いていて、前衛俳句の手法にも見るべきものはあるのではないかと思うのですが、私一人がそんなこと思ったぐらいではどうしようもありません。
どうしようもないから、尖も客観写生。
五月は客観写生強化月間
蚊の勢い
むしろ 誤解 ゆつくり自滅 テロに屈してはいけない テロに屈してと言えない 黒南風や大きな傘の干されゐし スパイかも茄子を見つめるあの男
テーマ:俳句│ジャンル:小説・文学
句帳
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│2006/05/20(土)23:26