近づきつつ離れ


朝顔やしまひ忘れし貌の人

その位置に水母近づきつつ離れ

幾つかは網戸抜けれぬ風の音

夕立の人の匂ひのやうな列

夏月やまたキャラメルの包み紙

順番に蛍袋を塞ぎけり

扇風機自分いらなくなりにけり

しばらくは私をなぞる蚊遣かな

熱帯夜なり水槽の黒い水


コメント

季語

季語とは現代の私たちに掛けているものの一つではないでしょうか。

強烈な季節感が感じられない私の生活ですが、言葉の中にある「霊力」によって少しでも実感がほしいと思います。

季語

多分その通りだと思います。ただ見ようと思えば結構感じられますし、たとえその季語が滅んだものとしても、あきらめないといけないわけではないと思います。例えばもう何年も蛍なんて見てませんけど、俺は蛍の句を作ったりしますしね。

コメントの投稿




URL:

Comment:

Pass:

 管理者にだけ表示を許可する