野生の時代

俳句結社の焦り?野生の仮面ライダーの世界が始まる?

昨日書いた俳句結社人口ピラミッドはありがたいことに結構訪ねてくれる人がいたんですが、
自分自身追記で言ったようにかなり乱暴なものになってしまいました。
人口ピラミッドと言っているのに人口比にはまったく触れなかったり、
大物俳人が結社に育成されてきた歴史について全く言及しなかったり、
全体的に内容があまり良くなかったです、反省してます。
とにかくよくもまぁここまで下手な文章書いたものだよと思います。
ただある程度ヘンテコな記事は続けていきます。それしかまだ書けないというのもありますが、
群雄割拠の俳句関連ブログの中で、三流文芸誌や三流スポーツ新聞的な方向に生き残りかけてますので。目新しいことは特に書けないけどみんなこっそり見に来るといいよ。

今日、俳句界1月号と俳句1月号を立ち読みして結構面白かった(立ち読みってのがいいんですよ、買ったらきっとあまり読まない)ので、現代における結社と若手の関係についてある程度の「書きたい」内容ができてきました。

さて、俳句界では俳句結社は滅亡する!?と特集が組まれていますが
俳句結社は何に焦っているのか、俳句結社は何に危機を覚えているのか、俳句結社が滅ぶとはどういうことなのか、について考える前に。
俳句結社とは何なのか、
そもそも結社とは何なのか、そして結社の目的とは
という問題を考えなければなりません。
やっぱり考えるのはやめて簡単にまとめます。
結社とは「帝国」であり「生き物」であり、
結社の目的は存在し続けることと、拡大成長です。
その目的のため大抵の結社はいつでも会員募集中です。
そして、「帝国」という性格上常に国力の向上を図ります。
なおかつ「生き物」ですから子も産みます。

ところで、あの超有名秘密結社「ショッカー」は結社が滅びるとはどういうことなのかを見せつけ、そして滅びました。
先例を学ぶことによって、結社滅亡の危機を回避できるかもしれません。結社存続のために仮面ライダーを見てはいかがでしょうか。
ショッカーの目的は世界征服です。当然必要なのは戦力です。
そのためショッカーは人間を怪人に改造して侵略活動に従事させます。また、戦闘員も沢山用意しないといけません。
当然将来性を考えると老人よりは若者が改造されたでしょう。
戦闘員はどうかな?とりあえず常時募集状態だったはずです。
ここまでくるとお分かりですね、
戦闘員=会員、怪人=同人です。
とくに若手は有力な怪人同人に育ちました。
それが大正昭和の俳句黄金時代を築いたのです。
さて、ショッカーは何故滅び、俳句結社は何故今もあるのか。
答えは簡単です、仮面ライダーの存在です。
ショッカーは仮面ライダーを逃してしまい、俳句結社は仮面ライダーも一怪人として結社で活躍させることができたからです。しかも沢山。
ほぼ全ての俳句ヒーローが結社所属です。(ここからは俳句の「仮面ライダー」的俳人を俳句ヒーローと呼びます)
ヒーローに憧れるのは世の子供の常です。俳句結社は隆盛を極めました。戦闘員から怪人に昇進するのが子どもたちの夢でした。イーッ!!
しかし少しづ変化が起こります。
増えすぎた俳句ヒーローは次第に独立していきました。
もちろん独立といっても単身それまでの所属結社に戦いを挑むのではなく、
新しく結社を立てるという形の独立です。結社が子結社を産むのです。
これが一つ目の変化です。これによってヒーローに憧れる子どもたちはそれぞれお気に入りのヒーローの元で学ぶことができるようになったのです。ここでも夢は戦闘員から怪人に昇進することでした。
さて、俳句ヒーローのヒーローたる所以は何でしょうか?
それは俳句の注目度と発信力です。首領(虚子、師匠)に注目されることと、戦果(雑誌発表、句集出版)を上げることがそれを担保しました。
しかしヒーロー自らが結社の主宰になり、師匠の元をさることと、ヒーロー自体の増加で、注目度と発信力は低下していきました。これが第二の変化です。
第三の変化は俳句外の世界から来ましたインターネットです。
第四の変化は俳句甲子園や若手向けの俳句賞の誕生です。
ここに来て、神野紗希が指摘した、結社に寄らなくても、俳句のできる多様性が芽生えてきます。
ネットでの俳句活動や俳句甲子園、若手賞の受賞を狙うことで、戦闘員時代を経ることなく怪人になる道が開けたのです。
俳句世界が結社で満たされていた時代が終わり、徐々に俳句世界に「隙間(新怪人)」が増えていきました。
「結社」という組織の特性上、生理的に「隙間」の解消、「隙間」の忌避感情が芽生えます。
これが、結社が今抱えている危機感の正体です。

しかし、仮面ライダーはショッカーを恨んでいましたが、
新怪人には結社に対する恨みがありません。少なくとも結社は新怪人に積極的に滅ぼされるようなことはなさそうです。
それどころか、この新怪人を結社に取り込むことができたら・・・・
しかし、戦闘員経験のない怪人なんて役にたつのだろうか・・・・
再改造体制を整えるのだという幹部怪人もいますが、無理やり再改造したあげく逃げ出されたらどうするんですか?滅ぼされますよ?
一方、野生の俳句ヒーローを目指す若手にも危機は訪れています。
多様性爆発による細分化相対化による砂漠化現象です。

ピラミッドか砂漠か、それとも別の何かか、俳句の世界はどうなってしまうのでしょう。

参考
『俳句』2009年1月号を読む」 週刊俳句第89号
俳句1月号
俳句界1月号

参考というか、ハイクライターってちょっとかっこいいですね。
トーキョーハイクライターズクラブ

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テーマ:俳句│ジャンル:小説・文学
俳句の振れ幅 | コメント(0) | トラックバック(0)2009/01/07(水)09:58

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kasen

Author:kasen
1984 11 生まれる。
2005 03 俳句を始める。
2006 01 炎環入会

好きな食べ物・ラーメン
好きな建物・図書館
好きなのは言葉。

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