炎環八月号掲載作品
夏空の圧倒的な消去法
万緑の中や大脳新皮質
麦秋の風一抱へほど腹に
梅雨闇に沿ふ色をして電波塔
夕虹やつま先立ちの地を離れ
前から8ページ目。前々回巻頭、前回二ページ目、そして今回やっぱり下がって来ている。
むしろよく、8ページ目に留まった。
恒例の添削分析。
原句 麦秋の風一抱へほど腹に来る
麦秋の風一抱へほど腹に
前回の雛菊の句とは一転、定型に従う形に。この句を作ったときに、「ほど」の実感捨てがたく「一抱え腹に来る」と出来なかったのだが、「来る」を削り「ほど」を残す方法もあるとは、素直に勉強になった。しかし、うーん。もともとすごく良い句ってわけじゃないねんな。添削も、「とにかく定型を大事に」のメッセージ以上の意味はないかも。
原句 夕虹やつま先立ちは地を離れ
夕虹やつま先立ちの地を離れ
説明的でなくなって、句柄がすっきりとした感じ。それが長所。しかし夕虹とつま先立ちが同時には見えなくなったようにも思う。ただ、o音の落ち着いた印象も結構好きだったりする。
田島さんが
五月号の
春泥は今夜動くかもしれぬ
を
一句選で採ってくれた。
その句に一番近い関係だったから、尖までうれしくなる。
夏空の圧倒的な消去法
万緑の中や大脳新皮質
麦秋の風一抱へほど腹に
梅雨闇に沿ふ色をして電波塔
夕虹やつま先立ちの地を離れ
前から8ページ目。前々回巻頭、前回二ページ目、そして今回やっぱり下がって来ている。
むしろよく、8ページ目に留まった。
恒例の添削分析。
原句 麦秋の風一抱へほど腹に来る
麦秋の風一抱へほど腹に
前回の雛菊の句とは一転、定型に従う形に。この句を作ったときに、「ほど」の実感捨てがたく「一抱え腹に来る」と出来なかったのだが、「来る」を削り「ほど」を残す方法もあるとは、素直に勉強になった。しかし、うーん。もともとすごく良い句ってわけじゃないねんな。添削も、「とにかく定型を大事に」のメッセージ以上の意味はないかも。
原句 夕虹やつま先立ちは地を離れ
夕虹やつま先立ちの地を離れ
説明的でなくなって、句柄がすっきりとした感じ。それが長所。しかし夕虹とつま先立ちが同時には見えなくなったようにも思う。ただ、o音の落ち着いた印象も結構好きだったりする。
田島さんが
五月号の
春泥は今夜動くかもしれぬ
を
一句選で採ってくれた。
その句に一番近い関係だったから、尖までうれしくなる。


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