一題一句

練習がてら歳時記の季語ひとつにつき一句を詠んでいこうかと思う。
まず、「夏」
夏ねぇ、夏かぁ、夏ですねぇ。

本の背表紙が破れて夏が来ているとかいう句を考えるも、自分の句に

本の帯外れて春が来てゐたり

があるので却下。
じゃあ、これでどうだ。
アパートに皿一枚を買ひ足す夏  火尖

次は初夏、
夏よりは幾分限定されて作りやすいかなどと思っていたのがいけなかった。
全然できない。一応、「電池蓋無き置時計」なる措辞を思いつくが初夏とは合わない。なにより置時計というのは代替案で本当は目覚まし時計なのだ。電池蓋の無い目覚まし時計は、なんとなく夏という感じがするのだけど、置時計とやってしまったことで、その雰囲気を殺してしまっている。他にいい案はないか。あたりを見回す。

口紅のやや尖りたる夏初め  火尖
できた。

卯月
陰暦の四月である。現在の暦では五月にあたる。五月っていえば二ヶ月前の話だ。二ヶ月やそこらであのころはよかったなんて言わないが、もっと卯月のことを考えておくべきだった。

卯の花月けふできる事明日もせず  火尖

五月
きました。五月ですよ!正確には、もう去りました五月ですけど。
五月といえば
目つむりていても吾を統ぶ五月の鷹  寺山修司
ですね!五月、何してたっけ、そのころは仕事も18時には終わっていたんだっけ。

聖五月一艘の舟とめし如  火尖 

清和
清和ですよ。清和って言えば、あれですね。俺なんか小さいときから清和尽くしで、それこそ毎食清和だったからおかげで今も健康そのものなんだよっ・・すいません、清和ってなんですか?へぇ、気候が清らかで穏やかなこと、へぇ。食べ物じゃないんだ。

金管の揃はず止むも清和かな  火尖

立夏

アパートに皿の乏しき夏は来ぬ  火尖

とりあえず今日はここまで、次回は皿をそろえて置くように。



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テーマ:俳句│ジャンル:小説・文学
作品 | コメント(0) | トラックバック(0)2009/07/11(土)18:38

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自己弁護

kasen

Author:kasen
1984 11 生まれる。
2005 03 俳句を始める。
2006 01 炎環入会

好きな食べ物・ラーメン
好きな建物・図書館
好きなのは言葉。

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